目標を立てよう

もし、「なんとなく英語ができるようになりたい」と思っているなら、英語教材を探す前に「英語を勉強する目的」を具体的に考えてください。 なぜ、こんなことをいうのかというと、自分も社会人になって2年目に漠然と英語ができるようになりたいと思って、勉強をスタートしたのです。しかし、たった1週間で挫折してしまいました。

英語はどんな効率的な勉強方法を実践しても継続しなければ身につかない教科なのです。 従って、英語を継続して勉強するためのモチベーションを維持するためにも、「英語を勉強する具体的な目標」が必要になります。 そして、具体的な目標には必ず数字を入れるようにしてください。

例えば、「1年以内に個人で海外輸入ビジネスを始める」という具体的な目標を決めたとします。 すると、「商品を購入するための海外のサイトに書かれている英語を読む必要がある」「海外のお客さんとメールでやり取りする必要がある」ということがわかります。

ここまでわかれば、「リーディングとライティングを重点的に勉強する必要がある」ということがわかります。そして、「リーディングとライティングはスピーキングに比べて英文法をしっかりマスターしないと上達しないので、まずは中学の英文法からみっちり勉強しよう」となります。このように、具体的な目標が決まれば、どんなことをしなければいけないかが明確になります。

ただ、「具体的な目標がなかなか思いつかない」という人も多いと思います。 そういった人は、TOEICで高得点を取ることを目標にするといいです。 具体的には以下のように目標を立てるといいです。

中学で習った英語は忘れているなら1年以内にTOEIC470点
中学の英文がスラスラ読めるなら1年以内にTOEIC650点
高校の英文が半分程度わかるなら1年以内にTOEIC800点

TOEICでは、ビジネスで使用する英語がたくさん出題されます。 つまり、TOEICの勉強しておけば、実践で使える英語が短期間で身に付くということです。 そして、英語を勉強する具体的な目標が決まれば、自分の目標に向かって一直線で進むことができます。

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